不動産購入全般の話と人生の話について

過疎化が進む地域の不動産に起きている変化

バブル時期以降は、地方の不動産の評価額は下落傾向となっていますが、ここに来て地方の不動産のマーケットに、ある変化が出始めています。
地方の過疎化が進む地域では、人口流出などにより空き家問題が持ち上がっていますが、そこに目を付け今密かなブームとなっているのが、田舎暮らしと言う価値観です。
都市部で生活していた人が、定年退職やアーリーリタイアした後に、不動産評価の低い地方の空き家を購入し、リフォームするなどして田舎暮らしを始めると言う訳です。
これは、人口流出や空き家に悩める過疎化の進む地方と、のんびりとしたセカンドライフを求める層と、上手く需要と供給のバランスが取れた状況と言えます。
また、ネット環境の普及の影響で、都市部に拠点を置かずとも仕事が出来る、ネットビジネスで生計を立てる事業家などの間でも、おしゃれなステータスとして田舎暮らしを選ぶ方が、増えています。
この事により、過疎地の埋れた魅力が再び脚光を浴びるなどの副産物も、生まれています。